今回は有理数と無理数についてです。
$m$ を整数、$n$ を $0$ でない整数とするとき、分数 $\frac{m}{n}$ で表すことができる数を有理数といいます。
例えば、$3$ は $\frac{3}{1}$ 、$0.3$ は$\frac{3}{10}$ と表すことができるので、$3$ や $0.3$ は有理数です。
これに対して $\sqrt{ 2 }$ や $\sqrt{ 3 }$ はどこまでも続く終わりのない小数なので、分数で表すことができません。このような数を無理数といいます。
また、円周率 $\textcolor{blue}{π}$ も無理数であることがわかっています。