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平均値と中央値が等しいとき

代表値の応用問題
0:13

【京都府 2018 前期大問 1(9)】右の資料は、中学生 6 人がある夏祭りで金魚すくいを 1 回ずつおこなったときにとった金魚の数(匹)を、少ない順に並べたものである。とった金魚の平均値と中央値が等しいとき、Xを求めなさい。

 

平均値 = 資料の合計 ÷ 個数(人数) 今回の資料の数は 6

X使37+X6

 

POINT:資料の数が偶数の場合、中央値は真ん中 2 つの数の平均

6()5+X2

 

あとは、方程式を解くだけ。

37+X6=5+X2 X=11

平均値から度数を求める

代表値の応用問題
1:35

【三重県 2017 前期大問 2(1)】右の表は、あるクラスの生徒 40 人が、1 か月間に図書館で借りた本の冊数をまとめたものである。借りた本の冊数が 4.4 冊のとき、①,②にあてはまる数を求めなさい。

 

表の①に入る数字を a、②に入る数字を b とする。

POINT:文字が 2 つあるので、連立方程式

 

1 つ目の式:人数(度数)の合計から式をつくる

2+4+a+8+b+6+3+2=40 

これを整理すると、a+b=15

 

2 つ目の式:平均からをつくる 

平均値 = 資料の合計 ÷ 個数(人数)

資料の合計は、本の冊数 × 人数なので、

 

2+8+3a+32+5b+36+21+1640=4.4

 

3a+5b+11540 3a+5b=61

 

①,②を連立方程式で解くと、a=7,b=8

およその平均

代表値の応用問題
3:17

【和歌山県 2017 大問 1(5)】 あるみかん農園では、1 日に 1500 個のみかんを収穫した。その糖度を調べるため、標本として 30 個のみかんを無作為に抽出し、糖度を調べた。

 右の表は、その結果をまとめたものである。抽出した 30 個のみかんの糖度の平均値を求めなさい。

 

階級値を使って平均値を求めるので、

STEP 1:各階級の階級値を求める

階級値 中央の数字 (例) 9.510.5階級値は 10

 

STEP 2:階級値 × 度数(個) で資料の合計を求める

10×2=20 , 11×5=55 , 12×8=96

13×12=156 , 14×3=42   369

 

STEP 3:平均値を求める

369÷30=12.3 12.3

※階級値を使って求めた平均値をおよその平均値といいます。

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