くふうすることによって計算が簡単になることがあります。例えば、
$ 57×33+57×67$ 共通因数 $57$ をくくり出す
$=57×(33+67)$
$=57×\textcolor{blue}{100}$
$=\textcolor{blue}{5700}$
展開や因数分解の考え方を利用する問題の中で良く出る $3$ つのパターンを確認していきましょう。
くふうすることによって計算が簡単になることがあります。例えば、
$ 57×33+57×67$ 共通因数 $57$ をくくり出す
$=57×(33+67)$
$=57×\textcolor{blue}{100}$
$=\textcolor{blue}{5700}$
展開や因数分解の考え方を利用する問題の中で良く出る $3$ つのパターンを確認していきましょう。
【問題】$\textcolor{green}{101^2}$ をくふうして計算しなさい。
まずは $101$ を簡単な数字の和(差)の形で表します。
→$\textcolor{blue}{(100+1)^2}$
その後、乗法公式② $\textcolor{blue}{(a+b)^2=a^2+2ab+b^2}$ を使って展開
$ (100+1)^2$
$=100^2+2×100×1+1^2$
$=10000+200+1$
$=\textcolor{red}{10201}$
【問題】$\textcolor{green}{105×95}$ をくふうして計算しなさい。
まずは $105$ と $95$ を簡単な数字の和(差)の形で表します。
→$105:(100+5) 95:(100-5)$
その後、乗法公式④ $\textcolor{blue}{(a+b)(a-b)=a^2-b^2}$ を使って展開
$ 105×95$
$=(100+5)×(100-5)$
$=100^2-5^2$
$=10000-25$
$=\textcolor{red}{9975}$
【問題】 $\textcolor{green}{57^2-43^2}$ をくふうして計算しなさい。
ここでは、初めに因数分解公式③ $\textcolor{blue}{a^2-b^2=(a+b)(a-b)}$ を使って因数分解をします。
$ 57^2-43^2$
$=(57+43)(57-43)$
$=100×14$
$=\textcolor{red}{1400}$
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