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計算のくふう(展開・因数分解を利用した計算)
1:26

くふうすることによって計算が簡単になることがあります。例えば、

 

$ 57×33+57×67$ 共通因数 $57$ をくくり出す

 

$=57×(33+67)$

 

$=57×\textcolor{blue}{100}$

 

$=\textcolor{blue}{5700}$

 

 

展開や因数分解の考え方を利用する問題の中で良く出る $3$ つのパターンを確認していきましょう。

乗法公式②を利用

計算のくふう(展開・因数分解を利用した計算)
1:44

【問題】$\textcolor{green}{101^2}$ をくふうして計算しなさい。  

 

まずは $101$ を簡単な数字の和(差)の形で表します。

→$\textcolor{blue}{(100+1)^2}$

 

その後、乗法公式② $\textcolor{blue}{(a+b)^2=a^2+2ab+b^2}$ を使って展開

 

$ (100+1)^2$

 

$=100^2+2×100×1+1^2$

 

$=10000+200+1$

 

$=\textcolor{red}{10201}$

乗法公式④を利用

計算のくふう(展開・因数分解を利用した計算)
2:28

【問題】$\textcolor{green}{105×95}$ をくふうして計算しなさい。

 

まずは $105$ と $95$ を簡単な数字の和(差)の形で表します。

→$105:(100+5) 95:(100-5)$

 

その後、乗法公式④ $\textcolor{blue}{(a+b)(a-b)=a^2-b^2}$ を使って展開

 

$ 105×95$

 

$=(100+5)×(100-5)$

 

$=100^2-5^2$

 

$=10000-25$

 

$=\textcolor{red}{9975}$

因数分解公式③を利用

計算のくふう(展開・因数分解を利用した計算)
3:07

【問題】 $\textcolor{green}{57^2-43^2}$ をくふうして計算しなさい。

 

ここでは、初めに因数分解公式③ $\textcolor{blue}{a^2-b^2=(a+b)(a-b)}$ を使って因数分解をします。

 

$ 57^2-43^2$

 

$=(57+43)(57-43)$

 

$=100×14$

 

$=\textcolor{red}{1400}$

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