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近大附高2008大問5

平行四辺形と比
0:13

 図のように、平行四辺形 ABCD の辺 BCCD 上にそれぞれ点 E,F をとり、BE:EC=2:1 CF:FD=2:1 とする。直線 AEAF と対角線 BD との交点をそれぞれ P,Q とする。また、平行四辺形 ABCD の面積を S とする。次の各問いに答えよ。

 

(1) AD:BE を求めよ。

 

(2) AQ:QF を求めよ。

 

(3) PBE の面積を S で表せ。

 

(4) AQD の面積を S で表せ。

 

(5) BP:PQ:QD を求めよ。

 

一問ずつみていきましょう。

 

平行四辺形と比
0:54

(1) AD:BE を求めよ。

 

POINT:平行四辺形の対辺は等しい

BE:EC=2:1 より、AD:BE=3:2

 

 

(2) AQ:QF を求めよ。

図の対頂角、錯角の 2 組の角がそれぞれ等しいので、ABQFDQ

 

POINT:相似な図形の対応する辺の比は等しい

AB:FD=3:1 より、AQ:FQ=3:1

 

平行四辺形と比
1:46

(3) PBE の面積を S で表せ。

 

2 組の角がそれぞれ等しいので、PBEPDA 

POINT:相似な図形の対応する辺の比は等しい

 

S で表せ」という問題では、不要な部分を切り落としていきましょう。

 

まずは半分に。S×12=12S

BE:EC=2:1 より、12S×23=13S

AP:PE=3:2 より、13S×25=215S

 

 →  → 

 

 

平行四辺形と比
3:35

(4) AQD の面積を S で表せ。

 

(3) と同じ方法で解いてみましょう。

まずは半分に。S×12=12S

CF:FD=2:1 より、12S×13=16S

最後に AQ:QF=3:1 より、16S×34=18S

 

 →  → 

 

平行四辺形と比
4:51

(5) BP:PQ:QD を求めよ。

 

POINT:相似な図形の対応する辺の比は等しい

 

AQBFQD より、 BD=BQ+QD=3+14

APDEPB より、BD=BP+PD=2+3=5

 

 

PQ=158 or 125 =7

よって、BP:PQ:QD=8:7:5

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