高校では、樹形図を描かなくても何通りあるか求める方法である順列 $\rm P$ と組合せ $\rm C$ を習います。まずは $2$ つの違いを確認しましょう。
$\textcolor{green}{5}$ 人の生徒から
(1) 委員長と副委員長を選ぶ
「$\rm A$ が委員長で $\rm B$ が副委員長」と「$\rm B$ が委員長で $\rm A$ が副委員長」は意味が違うので、両方含まれる樹形図(左図)を書きます。(こっちが$\textcolor{blue}{\rm P}$)
(2) 掃除係を $\textcolor{green}{2}$ 人選ぶ
「掃除係 $\rm A$ と掃除係 $\rm B$」と「掃除係 $\rm B$ と掃除係 $\rm A$」は意味が同じなので、$\textcolor{blue}{片方だけの減る樹形図(右図)}$を書きます。(こっちが $\textcolor{blue}{\rm C}$)