$2x+3$ という式で、加法の記号「+」で結ばれた $2x$ や $3$ を項といいます。また、$2x$ という項で、数の部分 $2$ を係数といいます。
【例題】$\textcolor{green}{a-2b}$ の項と係数を答えなさい。
$a-2b$ を加法の式になおすと、$\textcolor{blue}{a+(-2b)}$ となります。
よって、項と係数はそれぞれ
項:$\textcolor{blue}{a,-2b}$
$\textcolor{blue}{a}$ の係数:$\textcolor{blue}{1}$ , $\textcolor{blue}{b}$ の係数:$\textcolor{blue}{-2}$
$a$ や $-2b$ のように文字が $1$ つだけの項を $\textcolor{blue}{1}$ 次の項といい、$1$ 次の項と数の項の和で表される式を $\textcolor{blue}{1}$ 次式といいます。