まずは $\textcolor{blue}{(x+a)(x-a)}$ を公式①を使って確認をしましょう。
\begin{eqnarray} & &(x+a)(x-a)\\ &=&x^2-ax+ax-a^2\\ &=&x^2-a^2\end{eqnarray}
$x$ の係数が $-a$ と $+a$ という符号違いのものになるため、その和は必ず $\textcolor{blue}{0}$ になり $\textcolor{blue}{x}$ の項はなくなります。
そして数字部分は $(+a)×(-a)$ になるので、$\textcolor{blue}{-}a^2$ となります。
乗法公式④:$\textcolor{blue}{(x+a)(x-a)=x^2-a^2}$ (和と差の積)