【問題】球がある斜面を転がるとき、転がり始めてから $\textcolor{green}{x}$ 秒間に転がった距離を $\textcolor{green}{y\rm m}$ とすると、$\textcolor{green}{x}$ と $\textcolor{green}{y}$ の間には $\textcolor{green}{y=2x^2}$ という関係が成り立つ。このとき、次の問いに答えなさい。
(1) 転がり始めてから $\textcolor{green}{3}$ 秒後までの平均の速さを求めなさい。
\begin{eqnarray} 平均の速さ=\frac{距離}{時間} より\end{eqnarray}
時間:$0$ 秒 → $3$ 秒 ($\textcolor{blue}{3}$秒間)
距離:$0\rm m$ → $18\rm m$ ($\textcolor{blue}{18\rm m}$) $y=2x^2=2×3^2=18$
$\textcolor{blue}{\frac{18}{3}=6}$ 秒速 $\textcolor{red}{6\rm m}$
(2) 転がり始めて $\textcolor{green}{4}$ 秒後から$\textcolor{green}{6}$ 秒後までの平均の速さを求めなさい。
時間:$4$ 秒 → $6$ 秒 ($\textcolor{blue}{2}$秒間)
距離:$32\rm m$ → $72\rm m$ ($\textcolor{blue}{40\rm m}$)
$y=2×4^2=32$ , $y=2×6^2=72$
$\textcolor{blue}{\frac{2}{40}=20}$ 秒速 $\textcolor{red}{20\rm m}$
\begin{eqnarray} &\textcolor{blue}{平均}&\textcolor{blue}{の速さ=\frac{y の増加量}{x の増加量}=変化の割合} なので、\\&\textcolor{blue}{公式}&\textcolor{blue}{a×(q+p)}で求めることもできます\end{eqnarray}