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3つのSTEP

保護中: S=aℓの証明(式の計算の利用・図形編)
0:47

S=a の証明は次の 3 つのSTEPで解くので、しっかり流れを確認しましょう。

 

STEP①:大きい方の図形から小さい方の図形を引いて、S(道の面積)を a,p,q を用いた式で表す

 

STEP②:(道の真ん中の長さ)を a,p,q を用いた式で表す

 

STEP③:①,②で求めた結果から S=a を導く

STEP1 

保護中: S=aℓの証明(式の計算の利用・図形編)
1:12

STEP①:大きい方の図形から小さい方の図形を引いて、S(道の面積)を a,p,q を用いた式で表す

 

大きい方の長方形の面積を文字を使って表すと、

縦の長さ:p+2a 横の長さ:q+2a  

面積:(p+2a)(q+2a)  となります。

 

次に小さい方の長方形の面積を文字を使って表すと、p×q=pq

 

よって、2 つの図形の差(道の面積)は、

 

S=(p+2a)(q+2a)pq

 =2ap+2aq+4a2

 =a(2p+2q+4a)

 

※結論が S=a なので、a でくくっておきます。

 

STEP2

保護中: S=aℓの証明(式の計算の利用・図形編)
2:43

STEP②:(道の真ん中の長さ)を a,p,q を用いた式で表す

 

道の真ん中の

縦の長さ:p+ap+道幅 a の半分が上下に 2 つ)

横の長さ:q+aq+道幅 a の半分が左右に 2 つ)

 

 

縦,横がそれぞれ 2 本ずつあるので、(道の真ん中の長さ)は

 

=2(p+a)+2(q+a)

 =2p+2a+2q+2a

 =2p+2q+4a

STEP3

保護中: S=aℓの証明(式の計算の利用・図形編)
3:38

STEP③:①,②で求めた結果から S=a を導く

 

①,②の結論をまとめると、

S=a(2p+2q+4a) ・・・①

=2p+2q+4a ・・・②

 

①,②に共通する部分 2p+2q+4a があるので、これをおきかえると、S=a となります。

 

保護中: S=aℓの証明(式の計算の利用・図形編)
4:27

【問題】下の図で、S=a であることを証明した。次の空らんを埋めなさい。

 

道の面積 S は、大きい円の面積から小さい円の面積を引けばいいので、

大きい円の半径:r+a 面積:π(r+a)2

小さい円の半径:r   面積:πr2

よって、S=π(r+a)2πr2=πa(2r+a) ・・・①

 

次に道の真ん中を通る線 (円周)を求める。道の真ん中の円の半径は r+12a なので、

円周 =2π(r+12a)=π(2r+a) ・・・②

 

①,②より S=a となる。

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