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確率(硬貨・コイン)-応用問題(合計金額・数直線まで)-
0:13

硬貨(コイン)を投げると、結果は表 or 裏なので、2 通り。

 

POINT:硬貨(コイン)を〇枚(回)投げるときの樹形図は 2 の累乗になる。

 

例:コインを 3 回投げる場合

※表→お、裏→う として樹形図を作成

 

1 回目は、21=2 通り

2 回目は、22=4 通り

3 回目は、23=8 通り となります。

 

コインを 3 回投げるときの問題で確率を聞かれたら、分母は 8 になります。

 

では、実際の問題を解いてみましょう。

 

確率(硬貨・コイン)-応用問題(合計金額・数直線まで)-
1:01

3 枚の硬貨を同時に投げるとき、次の問いに答えなさい。

 

(1) 表裏の出方は全部で何通りあるか求めなさい。

さっきの樹形図で考えましょう。 23=8 通り

 

(2) 1 枚が表、2 枚が裏となる確率を求めなさい。

分母になるのは、(1) で求めた 8 通り

1 枚が表、2 枚が裏となるのは、(表、裏、裏)(裏、表、裏)(裏、裏、表)の 3 通り。よって、その確率は 38

 

(3) 少なくとも 1 枚が裏となる確率を求めなさい。

少なくとも 1 枚が裏というのは、裏が 1 枚以上のときです。

1 枚以上になるのは、(表、表、裏)(表、裏、表)(表、裏、裏)(裏、表、表)(裏、表、裏)(裏、裏、表)(裏、裏、裏)の 7 通り。よって、その確率は 78

 

確率(硬貨・コイン)-応用問題(合計金額・数直線まで)-
2:06

(4) 100 円玉、50 円玉、10 円玉が 1 枚ずつある。この 3 枚の硬貨を同時に投げるとき、表が出た硬貨の合計金額が 60 円以上となる確率を求めなさい。

 

3 枚の硬貨なので、樹形図は同じになります。

 

POINT:それぞれの回が何円玉かを決める

 

お(表)の部分の金額を計算すると 60 円以上になるのは、

(表、表、表)=100+50+10=160

(表、表、裏)=100+50=150

(表、裏、表)=100+10=110

(表、裏、裏)100

(裏、表、表)=50+10=60 円 の 5 通り

 

よって、その確率は 58

 

確率(硬貨・コイン)-応用問題(合計金額・数直線まで)-
2:57

(5) 数直線上の原点に点 P がある。硬貨を 1 枚投げ、表が出れば点 P は正の方向に 2 移動し、裏が出れば負の方向に 1 移動する。硬貨を 3 回投げるとき、点 P が原点にある確率を求めなさい。

 

硬貨を 3 回なので、樹形図は同じになります。

 

組合せとしては、

3 回、裏 0 回 2+2+2=6

2 回、裏 1 回 2+21=3

1 回、裏 2 回 211=0 ←原点

0 回、裏 3 回 111=3

 

1 回、裏 2 回になるのは、

(表、裏、裏)(裏、表、裏)(裏、裏、表)の 3 通り

 

よって、その確率は 38

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