まずは絶対値について中学校の復習をしておきましょう。
絶対値
$0$(原点)からの距離を絶対値といいます。
例えば、絶対値 $4$ は $+4$ と $-4$ の $2$ つがあります。
<重要>
$-5$ と $+3$ を比べると、
$-5$ の方が数としては小さいけど、絶対値は大きいことになります。
まずは絶対値について中学校の復習をしておきましょう。
絶対値
$0$(原点)からの距離を絶対値といいます。
例えば、絶対値 $4$ は $+4$ と $-4$ の $2$ つがあります。
<重要>
$-5$ と $+3$ を比べると、
$-5$ の方が数としては小さいけど、絶対値は大きいことになります。
高校では、実数 $a$ の絶対値を $|a|$ と表します。
$a≧0$ のとき、$|a|=a$
($0$ や正の数のとき、そのまま)
$a≦0$ のとき、$|a|=-a$
(負の数のとき、符号が変わる)
例:$\textcolor{green}{|2|}=\textcolor{red}{2}$
$\textcolor{green}{|-2|}=\textcolor{red}{2}$ ※絶対値に($\textcolor{blue}{-}$)はありません。
これは、$2$ と $-2$ の絶対値は $2$ になるっていうだけで、中学で習ったことと変わりません。
$|0.5|=0.5$ $0.5$ の絶対値は $0.5$
$|-100|=-(-100)=100$ $-100$ の絶対値は $100$
【例題】次の値を求めなさい。
(1) $\textcolor{green}{|-6+3|}$
$=|-3|$
$=\textcolor{red}{3}$
(2) $\textcolor{green}{|2|-|-5|}$
$=\textcolor{blue}{2}-\textcolor{blue}{5}$
$=\textcolor{Red}{-3}$
(3) $\textcolor{green}{|\sqrt{3}-2|}$
$=\textcolor{blue}{-}(\sqrt{3}-2)$ ※$\sqrt{3}-2$ は負の数なので符号を変える
$=\textcolor{red}{-\sqrt{3}+2}$
【問題】 $\textcolor{green}{a=-3}$ であるとき、$\textcolor{green}{|a-2|+|a+5|}$ の値を求めなさい。
$|a-2|+|a+5|$
$=|-3-2|+|-2+5|$
$=|-5|+|2|$ それぞれの絶対値は
$=5+2$
$=\textcolor{red}{7}$
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