関連動画

PDF教材

累乗と指数

累乗と指数
0:08

同じ数をいくつかかけ合わせたときは次のように表します。

 

$5×5=\textcolor{blue}{5^2}$ と表し、$5$ の $\textcolor{blue}{2}$ 乗(にじょう)と読む

$5×5×5=\textcolor{blue}{5^3}$と表し、$5$ の $\textcolor{blue}{3}$ 乗(さんじょう)と読む

 

このように、同じ数をいくつかかけ合わせたものを、その数の累乗(るいじょう)といいます。

 

右上につく小さい数は指数(しすう)といい、かけ合わせた個数を示しています。

 

また、$\textcolor{blue}{2}$ 乗のことを平方、$\textcolor{blue}{3}$ のことを立方ともいいます。

平方センチメートル→ $\rm cm\textcolor{blue}{^2}$  立方センチメートル→ $\rm cm\textcolor{blue}{^3}$

 

累乗と指数
1:09

<混乱注意>

累乗をふくむ乗法の計算では指数の前のものを $\textcolor{blue}{2}$ かけます。

 

※間違えると符号が変わってしまうので要注意。

 

\begin{eqnarray} -3^2&=&-(3×3)=\textcolor{blue}{-9}\\\\ (-3)^2&=&(-3)×(-3)=\textcolor{blue}{9}\\\\ (-3^2)&=&(-3×3)=\textcolor{blue}{-9} \end{eqnarray}

 

累乗と指数
1:51

累乗をふくむ乗法を問題でもう少し確認しておきましょう。

 

【問題】次の計算をしなさい。

 $\textcolor{green}{(-1)^{100}×(-1)^{99}}$

 

指数とは、かけ合わせた個数を示しているので、

$(-1)^{100}$ は $(-1)$ を $100$ 個(偶数個) → $\textcolor{blue}{(+1)}$

$(-1)^{99}$ は $(-1)$ を $99$ 個(奇数個) → $\textcolor{blue}{(-1)}$

 

  $(-1)^{100}×(-1)^{99}$

 

$=(\textcolor{blue}{+}1)×(\textcolor{blue}{-}1)$

 

$=\textcolor{red}{-1}$

お問合わせ

コンテンツやシステムに関するお問い合わせ・オファーはこちらから