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連立方程式を解くには

連立方程式の解き方-加減法(1つの文字を消去して解く方法)基礎編
0:13

食パンの $1$ つの値段を $x$ 円、タピオカミルクティーの$1$ つの値段を $y$ 円とすると、

 

食パン $2$ つとタピオカミルクティー $3$ つの代金が $2100$ 円は、

$\textcolor{blue}{2x+3y=2100}$ 

 

食パン $2$ つとタピオカミルクティー $1$ つの代金が $1100$ 円は、

$\textcolor{blue}{2x+y=1100}$ 

 

とそれぞれ式に表すことができます。

加減法

連立方程式の解き方-加減法(1つの文字を消去して解く方法)基礎編
1:23

さきほどの $2$ つの方程式を連立方程式の形に表すと、

 

\begin{eqnarray} \left\{ \begin{array}{l} 2x+3y=2100 ・・・①\\ 2x+y =1100 ・・・② \end{array} \right. \end{eqnarray}

 

①の式から②の式を引く

\begin{eqnarray} 2x+3y&=&2100\\ -) 2x+y&=&1100\\ \hline 2y&=&1000\\ \textcolor{blue}{y}&\textcolor{blue}{=}&\textcolor{blue}{500} \end{eqnarray}

 

$\textcolor{blue}{y=500}$ を②の式に代入して、$\textcolor{blue}{x=300}$

よって、$\textcolor{red}{(x,y)=(5,1)}$

 

連立方程式を解くのに、左辺どうし、右辺どうしをそれぞれたすかひくかして、 $1$ つの文字を消去して解く方法を加減法といいます。

係数が等しくないとき

連立方程式の解き方-加減法(1つの文字を消去して解く方法)基礎編
2:18

下のように係数が等しくないときは、式を何倍かして係数の絶対値をそろえます

 

\begin{eqnarray} \left\{ \begin{array}{l} x+3y=8 ・・・①\\ 2x-5y =5 ・・・② \end{array} \right. \end{eqnarray}

 

$x$ の係数の絶対値をそろえるために①の式を $\textcolor{blue}{2}$ します

 

\begin{eqnarray} 2x+6y&=&16 \\ -) 2x-5y&=&5 \\ \hline 11y&=&11\\ \textcolor{blue}{y}&\textcolor{blue}{=}&\textcolor{blue}{1} \end{eqnarray}

 

$\textcolor{blue}{y=1}$ を①の式に代入して、$\textcolor{blue}{x=5}$

よって、$\textcolor{red}{(x,y)=(5,1)}$

 

連立方程式の解き方-加減法(1つの文字を消去して解く方法)基礎編
3:40

【問題】 $\textcolor{green}{y}$ を消去するために、①の式を $\textcolor{green}{2}$ 倍しました。②の式は何倍すればいいでしょうか。

 

\begin{eqnarray} \left\{ \begin{array}{l} 4x+3y=2 ・・・①×2\\ 3x-2y =10 ・・・②×□ \end{array} \right. \end{eqnarray}

 

②の式を $\textcolor{red}{3}$ すれば $y$ の係数の絶対値が $\textcolor{blue}{6}$ でそろいます。

 

\begin{eqnarray} 8x+6y&=&4\\ +) 9x-6y&=&30\\ \hline 17x&=&34\\ \textcolor{blue}{x}&\textcolor{blue}{=}&\textcolor{blue}{2}\\ \end{eqnarray}

 

$x=2$ を①の式に代入して、$\textcolor{blue}{y=2}$

よって、$\textcolor{red}{(x,y)=(2,-2)}$ 

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