小学校までの数の範囲は $0$ より大きい数だけでしたが、中学校からは範囲を広げて、$0$ より小さい数についても考えてみましょう。
$0$ を基準として $0$ より $5$ 大きい数を $\textcolor{blue}{+5}$ と表すと、$0$ より $5$ 小さい数は $\textcolor{blue}{-5}$ と表すことができ、$0$ より大きい数を正の数、 $0$ より小さい数を負の数といいました。※ $\textcolor{blue}{0}$ は正の数でも負の数でもありません。
これらの数を数直線上の点で表すことについて考えましょう。
負の数は数直線を $\textcolor{blue}{0}$ より左へのばした直線上に表すことができます。数直線で $0$ を表す点を原点といい、数直線の右の方向を正の向き、左の方向を負の向きといいます。