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同じ符号の数の加法

正負の数の加法(足し算)
0:34

たし算のことを加法といい、加法の結果をといいます。

まずは同じ符号の $\textcolor{blue}{2}$ 数の加法について考えましょう。

 

正の数どうしの $(+5)+(+2)$ を数直線で考えると、$0$ から正の方向へ $5$ 進み、さらに正の方向へ $2$ 進むので、結果として正の方向へ $\textcolor{blue}{7}$ 進んだことになります。($\textcolor{blue}{+}$ $\textcolor{blue}{7}$ 個)

よって、$(+5)+(+2)=\textcolor{blue}{+7}$

 

負の数どうしの $(-5)+(-2)$ を数直線で考えると、$0$ から負の方向へ $5$ 進み、さらに負の方向へ $2$ 進むので、結果として負の方向へ $\textcolor{blue}{7}$ 進んだことになります。($\textcolor{blue}{-}$ $\textcolor{blue}{7}$ 個)

よって、$(-5)+(-2)=\textcolor{blue}{-7}$

 

同じ符号の $2$ 数の和は、

符号:$\textcolor{blue}{2}$ 数と同じ符号 絶対値:$\textcolor{blue}{2}$ 数の絶対値の和 となります。

 

正負の数の加法(足し算)
1:23

異なる符号の $2$ 数の加法で、絶対値が等しい $\textcolor{blue}{2}$ 数の和はどうなるか考えましょう。

 

$(+4)+(-4)$ を数直線で考えると、$0$ から正の方向へ $4$ 進み、次に負の方向へ $4$ 進むので、結果として $\textcolor{blue}{0}$ (原点) にもどることになります。

よって、$(+4)+(-4)=\textcolor{blue}{0}$

 

絶対値が等しく、符号が異なる $2$ 数の和は、$\textcolor{blue}{0}$ になります。

異なる符号の数の加法

正負の数の加法(足し算)
2:00

続いては異なる符号の $\textcolor{blue}{2}$ 数の加法について考えましょう。

 

$(+5)+(-2)$ を数直線で考えると、$0$ から正の方向へ $5$ 進み、次に負の方向に $2$ 進むので、結果として正の方向へ $\textcolor{blue}{3}$ 進んだことになります。($\textcolor{blue}{+}$ $\textcolor{blue}{3}$ 個)

よって、$(+5)+(-2)=\textcolor{blue}{+3}$

 

$(-5)+(+2)$ を数直線で考えると、$0$  から負の方向へ $5$ 進み、次に正の方向へ $2$ 進むので、結果として負の方向へ $\textcolor{blue}{3}$ 進んだことになります。($\textcolor{blue}{-}$ $\textcolor{blue}{3}$ 個)

よって、$(-5)+(+2)=\textcolor{blue}{-3}$

 

異なる符号の $2$ 数の和は、

符号:絶対値の大きい方の符号 絶対値:絶対値の大きい方から小さい方をひいた差 となります。

 

正負の数の加法(足し算)
2:50

同符号,異符号の $2$ 数の加法について、問題で確認しておきましょう。

 

【問題】次の計算をしなさい。

 

(1) $\textcolor{green}{(-7)+(-3)}=\textcolor{red}{-10}$ 

 

 同符号の $2$ 数 

 符号:$\textcolor{blue}{2}$ 数と同じ符号 

 絶対値:$\textcolor{blue}{2}$ 数の絶対値の和

 

    (2) $\textcolor{green}{(+6)+(-4)}=\textcolor{red}{+2}$

     

     異符号の $2$ 数 

     符号:絶対値の大きい方の符号 

     絶対値:絶対値の大きい方から小さい方をひいた差

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