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反対の性質をもつ数量

符号のついた数
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水が氷になる温度を基準 $0$ ℃として、それより $2$ ℃高い温度を $\textcolor{blue}{+2}$ と表し、「プラス $\textcolor{blue}{2}$ 」と読みます。$\textcolor{blue}{+}$ を正の符号といいます。

 

基準 $0$ ℃より $3$ ℃低い温度を $\textcolor{blue}{-3}$ ℃と表し「マイナス $\textcolor{blue}{3}$ 」と読みます。$-$を負の符号といいます。

 

このように $0$ より大きい数を正の数、$0$ よりも小さい数を負の数といいます。

 

符号のついた数
0:55

反対の性質をもつ数量の表し方を考えましょう。

 

家を基準として、家から東に $\textcolor{blue}{4\rm km}$ の地点を $\textcolor{blue}{+4 \rm km}$ とすると、家から西に $\textcolor{blue}{3\rm km}$ 地点は $\textcolor{blue}{-3\rm km}$ と表せます。

 

このように反対の性質や方向をもつ数量は、基準を決めて一方を正の符号を使って表すと、もう一方は負の符号を使って表すことができます。

 

 

【問題】平均海面(海の高さ)を $\textcolor{green}{0\rm m}$(基準)として、山の高さ(標高)を $\textcolor{green}{+1000\rm m}$ とすると、深さ $\textcolor{green}{800\rm m}$ の海溝はどのように表すことができますか。

 

海溝は山の高さの反対のものなので、負の符号を使って $\textcolor{red}{-800\rm m}$ 

 

符号のついた数
1:53

プラスとマイナスは反対の性質をもつもつといえます。  

 

短い⇔長い

高い⇔低い

利益⇔損失

 

 

なので、反対の性質をもつ言葉を使って言いかえることができます。

 

$\textcolor{blue}{5\rm cm}$ 短い  → $\textcolor{blue}{-5\rm cm}$ 長い

$\textcolor{blue}{-3}$℃高い  → $\textcolor{blue}{3}$ ℃低い

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